皆さん、こんにちは!
メディカルフィットネスセンタープラムの菊地原です。
今回は水分補給のポイントについてお話していきたいと思います!
生活する上では、なくてはならない「水」ですが、
体の中の水分にはどんな役割があるのでしょうか?
私たちの体は成人で体重の60~65%が水分で作られています。
新生児では体重の80%あり、
加齢とともに少なくなっていきます。
高齢者になると体重の50~55%程になるといわれています。
例えば70㎏の成人男性の場合は
約42ℓの水分を体に蓄えているということになります。
このようにしてみると人間の体の大半は
水分で出来ているということが分かりますね。
飲料水などでとった水分は腸から吸収され、
血液などの「体液」となって全身をたえず循環しています。
それでは、水分(体液)の役割をみてみましょう↓↓
①運搬
⇒酸素や栄養分を身体中に運び、老廃物を尿として排出する
②体温調節
⇒皮膚への血液循環を増やし、汗を出して熱を逃がし体温を一定に保つ
③環境維持
⇒新陳代謝がスムーズに行われるように体液の性状を一定に保つ
どれも生きていくためには欠かせない重要な役割となっています。
では、体に入る水分量と体から出ていく水分量は
それぞれどのくらいあるのでしょうか?
体内の水分は尿、便、汗、呼吸などから体外へ排出されます。
成人が1日に排出する水分の量は2.5ℓといわれています。
気温が高かったり、激しい運動をするなどの環境では
それ以上の発汗量に見合う水分摂取が必要になります。
入る水分量には食事などで1.0ℓ、
体内で作られる水分が0.3ℓとなるため、
出ていく水分量に見合うには
水分補給で少なくとも1.2ℓは摂る必要があります。
皆さんの毎日の水分補給と比べてみていかがでしょうか?
水分補給では、一気にたくさん飲むのではなく、
1回にコップ1杯程度(150~250ml)の量の水を
1日に6~8回に分けて飲み、
1日の必要量(約1.5リットル)を補給するという方法があります。
こまめに水を飲めば、水分不足に陥ることなく、
また水のとりすぎで体に負担をかけることなく、
疲労回復や健康維持に役立てることができると考えられています。
<水分補給のポイント>
水分を摂る習慣がない方は、下記のタイミングで
コップ1杯分の水分補給をするよう習慣づけてみましょう!
①起床時
②朝食
③10時の間食
④昼食
⑤15時の間食
⑥夜食
⑦入浴後
⑧就寝前
特に①起床時・⑦入浴後・⑧就寝前は飲むように心掛けましょう。
※運動や大量の発汗がある場合は、
必要に応じて多めに水分を摂りましょう。
※寒い季節でも同じように呼気や皮膚から水分が出ていきます。
知らず知らずのうちに水分不足とならないよう
寒い季節もこまめな水分補給を心がけましょう。
ウォーターサーバーの利用を停止しておりますので、水分不足にならないよう
気を付けて過ごしましょう(^O^)
参考:1)サントリー
2)大塚製薬